タイプ別理系診断~化学的理系①~(受験対策)

2017.12.15
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化学脳クリップ

今回は化学的理系の思考や性格について書いていきます。数学、物理学は似た側面がありましたが、化学的理系は少し違います。今回も化学がどういった学問か整理しながら考えていきましょう。

化学がどんな学問であるか、これはほとんどの人が予想がつくと思います。実験です。1にも2にも3にも、晴れの日も雨の日も実験です。いわゆる一般的な理系のイメージは、この化学的理系に当てはまると思います。ただ実験と一口に言っても、行うことは大きく分けて3つあります。まず、仮説。次に、実験。最後に考察です。中学校や高校でも、実験の前後には仮説と考察を挟むのではないでしょうか。これを繰り返すことで、新発見をしたり、法則を見つけ出したりするのです。

最初に行う『仮説』とは、「○○は××ではないか」という予想を立てることです。自分が今まで見たり感じたりしてきたことからある一定の法則性を見出し、根拠を持って予想を立てることを仮説と言います。何やら言葉にすると難しそうですが、実は普段私たちも無意識的にやっていることなんです。そう、例えば今まで食べてきたものの中でおいしかったものは全て値段が高いものだとしたら「高いものはおいしいのではないか」という『仮説』を立てるわけです。そして、さらに色々なものを食べていく中で「そうでもないな…」と仮説が正しくなかったことを身をもって知るんですよね。あるいは、宿題を一生懸命に取り組んだ時に成績が上がったのあれば「宿題を真面目にやったら成績が上がるのではないか」という『仮説』を立てますよね。そして次のテストでも、またその次のテストでも、宿題を一生懸命行った結果成績が上がることがわかり、「やっぱりそうだった!」と仮説が正しかったことを証明するわけです。素晴らしいですね。
次に行うのが『実験』です。これは説明不要ですね。先ほど挙げた例にもあったように、自分の立てた『仮説』が正しいかどうか、似たような検証を行っていくのが実験です。
そして最後に『考察』を行います。仮説が正しかったのであれば「なぜ正しかったのか」あるいは「他の条件でも同じことが言えるか」を考えます。仮説が正しくなかったのであれば「なぜ正しくなかったのか」そして「次はどうすればいいか」を考えます。そこからまた新たな『仮説』が生まれ、また『実験』して、また『考察』して…と繰り返していくわけです。先ほどの例であれば、「なぜ正しかったのか」→「宿題が適切だったから?」、「他の条件(他の人や他の科目など)でも同じことが言えるか」→「他の条件でも実験」という感じですね。もう一つの例ならば、「なぜ正しくなかったのか」→「食べ物というくくりが大きすぎた?」、「次はどうすればいいか」→「『牛肉』に絞って考えてみる」→「新仮説:牛肉は価格が高いものの方がおいしいのではないか」などと考えていきます。

では化学の本質、実験の流れをおさらいしてみましょう。「○○という条件で××を行えば△△なのではないか?とりあえずやってみるか!…うーむ、上手くいかない…ならば条件を○○から□□に変えてみるか。…よし、今度は上手くいきそうだ!しかしデータ量が乏しいな…信頼のおける数値までデータを取ってみるか。…よさそうだな!ならば今度は、ここからさらに◎◎を行って…(。´-ω-)ブツブツ」これが化学的な思考です。非常に理論的ですね。一般的な理系のイメージに近いものが、化学的理系といえるのではないのでしょうか。理想を追い求める夢追い人、子供心を忘れない小学生的学問が『数学』、理想と現実を結びつける架け橋、イメージとリアルの狭間でもがく中学生的学問が学問が『物理学』、現実を突き詰めていく超リアリスト、現実をリアルに見始める高校生的学問が『化学』といえるかもしれませんね。

どうでしたか?実験と化学には深い結びつきがありましたね。次回は化学の学問としての性質から、化学的思考や性格について考えてみます。

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