タイプ別理系診断~物理学的理系~(受験対策)

2017.8.23
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物理脳クリップ

さて、今度は物理学的理系の思考や性格について考えてみます。前回は数学について考えていきいましたが、実は物理学も数学と似ている点が何点もあります。なので物理学と数学の違いについて触れながら、まずは物理学がどのような学問であるか考えていきましょう。

学問としての物理学の特徴は、大きく分けて3つです。1つ目に、私たちの目の前で起きている物理現象について考える学問であること。2つ目に、数学(数式)を用いるということ。3つ目に、机上論で終わらず実験によって証明するということです。

1つ目について、物理学では今私たちの目の前で起きている現象が『なぜ』起きているのかを考えています。一番有名な話は、ニュートンのリンゴですよね。普通の人であれば、目の前の木からリンゴが落ちても『おいしそうだな』とか『もうリンゴの季節なのか』くらいしか思いません。でもニュートンは違いました。『リンゴが落ちた…だと…?じゃあ月も落ちてくるんじゃ…ハッ!マズイ、伏せっ…?!…ふぅ~、落ちてこなかったか…ん?なんでリンゴは落ちるくせに、月は落ちてこないんだ?』目の前で起きているくせに説明できなんて、ムカつきますよね。物理学はこんな現象を見逃しません。これより全てものは引き合い、その大きさは距離の二乗に反比例するという万有引力の法則が発見され、『地球がリンゴを引っ張っているから』という説明ができるようになりました。物理学のイメージとしては「フン…現実世界とはなかなか面白いところだな…気に入った!我が力でその全てを露にしてくれるわっ‼щ(゜□゜щ)」という感じです。数学はわがままな小学生のようでしたが、物理学は拗らせた中学生のようですね。物理を苦手とする女子生徒さんは多いですが、それは物理学特有のノリに着いていけないからかもしれません。
また、物理学と数学の違いをもっとも明確に表すのがこの2つ目と3つ目です。物理学では数学を用いることが多いです。物理学の証明において、数学ほど便利な道具はありません。しかし、物理学の証明には実験を伴います。なぜなら、数学は『理想』で語られるのに対し、物理学は『現実』で語られるからです。例えば、重力はF=mg(m:質量、g:重力加速度)という式で表されることが知られています。これは昔の物理学者が正確に実験を行った結果『重力は質量に比例する』ということがわかったからです。ですが『重力は質量に比例する』か実験前は分からないわけですから、証明する必要がありますよね?何度も何度も実験を行い『現実』でこうなったから正しいという証明を行うわけです。これが数学なら『重力は質量に比例すると仮定すると』という『理想』の1文が加えられて終わりです。ただの仮定ですから、証明する必要はありません。このように数学は『もしこうなら』という『理想』で考えていますが、物理学は『本当にそうなっているか』を『現実』で実験して確認しなければならないわけです。『我が思考が正しいことを見せてくれるわっ‼(ノ`△´)ノ』これも物理学という学問が持つ特徴の1つです。

どうでしょうか?物理学は数学と似ているところもあるため、性格や思考も似ているところがあります。しかし実際は違いがいくつかあるので、次回は物理学的理系の性格や思考について考えていきます。

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