ケアレスミス(発達障害)
「ウチの子はほんとケアレスミスが多くて」
プロ家庭教師のジャンプには、
ASDゆえにこだわりが強くて見直しができない
ADDゆえに不注意でミスを見落としてしまう
LDゆえにミスをミスだと認識できない
といった特性ゆえの「ケアレスミス」をしてしまう生徒がたくさんいます。
そういった子供たちのお母様方からは頻繁に冒頭のような悩みを耳にします。
例えば算数の途中計算での数字ミス。
自分で書いた0と6を読み間違えしたり、筆算の位取りがズレたまま計算したり、7×9(シチク63)を(シク36)と頭の中で音韻の誤認識(「シチ」と「シ」)をしてしまったり、、
例えば国語の漢字ミス。
線が一本足りなかったり、似てるけどどこか違う字だったり、消しゴムで消したはずが完全に消えてなくてバツされたり、、、
例えば国語の文章題。
文章から抜き出せ、なのに自分流に変換してしまったり、
間違っているものを1つ選べ、なのに正しいものを選んでしまったり、
どうすれば、このような
ケアレスミスを防ぐことができるのでしょうか。
その答えは、私なりの見解として、「何事も適切なトレーニングさえ積めば結果が出る」に通ずると考えます。
ジャンプの指導システムに「宿題の指示の仕方」「ノートの取り方」「暗記のコツ」「提出物の管理法」など、勉強のやり方全般でシステムがあります。それと同様に、ケアレスミスも「ケアレスミスをなくす指導法」というものがあります。
それはすなわち「自分の間違い部分を見つけるトレーニング」を毎日繰り返しすること。
生徒たちがなぜいつもいつもケアレスミスをしてしまうのか。
どうして間違いに気付けないのか。
いったいなぜ、「見直しをしなさい!」と口酸っぱく言っているのに毎回同じ過ちをするのか。
それは、子供たちは「多分合っている」と思って見直しするからです。自分の答えが間違っていると考えたくない思考がまず先にあって、きっと大丈夫なはずという淡い期待を抱きつつ見直しをするのです。「間違っていませんように」と祈りながら間違いを探そうとしても見つかるはずがないわけです。「間違いを見つけよう」など思っていないわけですから。
この意識のままで勉強をし続けることはとても危険です。(丸つけのケアレスミスについては河口先生のコラム「丸付つけだよ」も是非お読みください)
今後最優先に取り組むべきは、自分で自分のミスを発見できるようになるためのトレーニング。
それさえ徹底していけば、「あ、違う!」と解いてる途中で気付けるようになります。
「あ!まさにウチの子の事だ!」と思われたお母様、一度、私たちプロ家庭教師の体験を受けさせてみてください。
きっと、お子様に合った適切な指導法が見つかるはずです。
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