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学習障害:LDの特性に合わせた指導法

LD(学習障害)の
特性に合わせた指導事例-発達障害専門の家庭教師(中学・高校受験)-

CASE STUDY01
東京都のMくん

埼玉県のAさん

小学校低学年から算数や国語などの分野で学習の遅れが目立ち始めたため、早い段階から通塾させるなど様々なサポートを試みるが、ほとんど成果がでなかった。高学年になると学習面での遅れはますます大きくなる。さらに転校をきっかけとして本人の学校での様子がかなり不安定になったこともあり、担任からの勧めで検査を受けたところ学習障害と診断された。中学校にあがるタイミングで支援学級での入学を強く勧められ、迷いもあったが承諾した。

支援学級の学習内容に父親が疑問を感じプロ家庭教師を依頼

入学後すぐにでの授業内容や定期試験の結果などから、父親が高校進学に強い危機感を持ち、ジャンプに依頼があった。支援学級では教科書の内容を全部は取り扱ってくれないため、主にそのカバーをお願いされる。開始時点では特に数学で大きな遅れも見られたが、本人の粘り強い努力もあって2年生の秋頃には支援学級の授業内容では逆に物足りなくなっていった。

学校に強く働きかけ3年生から普通学級へ。公立高校への進学を目指す

プロ家庭教師と父親が相談を重ね、普通学級への移行を学校側に希望するも初めは拒否された。何度も働きかけてようやく3年生の頭から普通学級に戻れることに。社会や理科などの暗記分野では、本人の特性を考慮してビジュアルを効果的に利用した指導法を取りいれ成績が急上昇。

偏差値54の県立高校に見事合格!

得意教科ができたことで自信がつき、実力テストでも結果が出始め本人もますますヤル気になる。三者面談では内申面から難しいと言われていた中堅公立高校へ無事に合格!

CASE STUDY02
東京都のMくん

神奈川県のBくん

小学校の低学年から、文字を書くことがとにかく苦手だった。学校の授業でも板書もままならず周囲の生徒に手伝ってもらう状態。専門医に検査を依頼し、ディスレクシア(識字障害)と診断される。また、注意欠如多動性障害(ADHD)の傾向も見受けられ、「じっとしていられない」など生活においても支障がではじめ、高学年になるとそれが原因でいじめにもあい不登校気味に。母親は公立の学校での対応に限界を感じ、早い段階から発達障害に理解のある私立中学校の受験を視野に入れ情報を集め始める。

3年時から大手個別指導塾に通うが、受験直前になって放り出されジャンプに入会。

中学受験に備えて、小学校3年生から大手個別指導塾に通塾を開始。6年生になってからは週4回のペースで通う。しかし、基本的に椅子にじっと座っていられない授業態度についに塾側から受験直前の11月になって「家庭教師をつけたらどうか」と勧められた。塾長からは、発達障害の生徒に対する指導に精通している会社として、プロ家庭教師のジャンプを紹介された。

初回指導は机の下に潜ってスタート!本人の個性も尊重するプロ家庭教師の指導。

入試まで残り2ヶ月をきった状況から指導がスタート。ベテランプロ家庭教師が担当する。生徒の特性を理解し、椅子にじっと座っていられない、頻繁にトイレに行くなどの行動に対しては休憩までは我慢させるという小さな約束の繰り返しで対応。反対に、雑談はただ注意するのでなくそれを指導内容に結びつけるなど、知的好奇心が旺盛な生徒を飽きさせない指導を心がけた

倍率4倍を突破して志望校に合格!

得意な分野と全くできない事が極端に分かれている生徒に完全に適応したオリジナリティあふれる受験対策で、第一志望の学校に無事に合格

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発達障害(LD)の生徒にも
毎日の学習がもっと楽しくなるような
指導を行っています。

LDとは ?

全般的な知的発達は問題なく、読む、書く、話す、計算するなど、特定のものの1つ、あるいは複数が困難な症状をLD(学習障害)といいます。「他のことは人並み以上にできるのに特定のことだけがどうしてもできない」といったケースもあり、苦手分野についての努力不足だと勘違いしてしまう場合もあります。学習障害は脳機能の障害とされていますが、育て方や環境によるものではなく、その原因はまだはっきりと解明されていません。

LDの特性

LDの生徒への指導

「読み書き」は学習において欠かせません。発達障害を持つ生徒の中には、その「読み書き」を苦手とする生徒もいます。読み書き学習に支障をきたす障害として、ディスレクシア(識字障害)があります。ディスレクシアの人の中には、文字の違いがわからない、逆さまに文字を覚える、という特徴を持つ場合があります。例えば、アルファベットの「bとd」「pとq」を間違えて書いたり、書くのに時間がかかったりする、という事が多く見受けられます。そのような症状を改善する方法として、「ビジョントレーニング」が効果的です。

  1. 30㎝程離した箱目掛けて、ボールを入れる。入ったら、少しずつ距離を遠くしていく。
  2. お手玉を右手で投げて左手でキャッチする。それができたら反対の手で同じことをやる。投げる高さを徐々に高くして、同様に行う。
  3. 紙の上下に何本か書いてある線をなぞる。直線、曲線、ギザギザ等、迷路の形になっている線と線の間をなぞる。

これらを指導中に行い、続けていきます。すると、入会前は「なかなか先生の注意を聞かない(話している人を見ない)」と言われていた生徒が「先生の注意が聞けるようになった」「見るのが上手になった」と学校の先生から変化の報告が。プロ家庭教師の自宅での指導中でも「目の動きが良くなった」「字を見たり書いたりすることが上手になった」と実感出来た実例があります。上記は低学年の生徒向けですが、字や身体を使う高学年向けのトレーニングもあります。

  1. ランダムに1~9まで書かれた数字を、順番通りに○(まる)をつけていく。
  2. ランダムに書かれたアルファベットの中から、”DOG” “PEN”等、意味のある単語を見つける。
  3. 紙に描いてある人型と同じポーズをする。

学習障害を持つ生徒には、教科書や参考書などの通常の学習とは別に生徒に適した訓練を平行して行うことで、少しずつ症状を緩和し学力の向上へつなげることができるようになります。学習障害は生徒にとって自己嫌悪に陥りやすい障害ですが、特性を理解し一緒に改善へと努力することで「出来なかったこと」が「出来るようになる」のです。プロ家庭教師のジャンプでは、経験豊富なプロ家庭教師が1人1人の特性を理解し、学習障害を持つ生徒の自宅学習を強力にサポートしています。

LDの生徒と自宅学習:ビジョントレーニング
LDの生徒と自宅学習:プロ家庭教師のジャンプ

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