オンライン指導
ジャンプには発達障害を抱えた生徒さんの
学習指導に豊富な経験があります。

プロ家庭教師のジャンプは首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬)と静岡県が教師派遣エリアとなっており、エリア外にお住まいの生徒さんへの対応としまして、ズームを用いたオンライン指導を提供しております。
対面指導と同様にジャンプの正社員プロ家庭教師が指導を担当いたします。
料金は入会金と指導料のみとなります。(指導料金は対面料金と同じ金額となります。交通費は発生しません。)
教材に関しては、生徒さんの状況に合った市販の問題集などをアドバイスいたします。書店で購入できる一冊500円~2000円未満の問題集などを使用しているケースが殆どです。
スマホ固定アームとスマホの使用例
ジャンプのオンライン授業の特長
発達障害などの特性ある生徒への配慮
母親とジャンプ教師2名のやりとりを会話形式で記載しています。
家庭教師のジャンプのオンライン指導というのは、他の会社のオンラインと比べてどのあたりが違うのでしょうか
T先生そうですね、まず特性ある子供の場合、言葉で長い説明をしてもなかなか理解できない子が多いんです。だから極力説明は短くして、視覚優位で指導するようにしています。
S先生わかります。オンライン指導でありがちなのが、お互いの顔は見えるけど、肝心の問題を教えるときは生徒さん側の手元カメラの映像しかないパターン。これって教師はひたすら言葉で説明をしていくことになるわけですから、受ける側は教師が話していることを聞きながら同時にイメージしていかないといけないわけですよね。

T先生そのとおりです。ワーキングメモリが低い生徒さんの場合は、聞くことに集中して内容が理解できていなかったり、さっきは理解していたけど次の問題に移るともう忘れてしまったりします。だからこそきちんと目で見せて理解させて、それを残してあげるため教師側の手元を生徒さんに見せながら指導することがとても重要になるんです。
なるほど!確かに以前ウチの子供がオンライン指導を受けたときは、子供が書いてる様子を先生がカメラで確認して言葉で説明していました。先生側のカメラも絶対あったほうがいいですよね。
T先生あと、これはオンライン指導でも対面指導でも共通している話ですが、ワーキングメモリが低い生徒さんやADHDの生徒さんは集中が切れやすいとよく言われますよね。
あ、はい!ウチの子はほんとにそのとおりで、すぐに集中が切れるんです。
T先生それはもしかすると特性が原因ではなく教える側の手順に問題がある可能性もあります。特性ある子供は間違いたくない、×をつけられたくない、という思考やこだわりが強い傾向にあるので、もしかしたら解けないかも、というレベルの問題を生徒さんにチャレンジさせることがよくないんです。
S先生わかります。つまずかせてはいけないんですよね。この問題間違ってもいいからやってみて、というのはタブーです。
T先生はい。だから教える側がすべきことは、まず自分が解き方の見本を見せる。そして最初はマネをさせていき、生徒さんがわからない、難しい、という心情にならないように配慮しないといけないわけです。
S先生わからない、できない、という気持ちになるとその時点でワーキングメモリが一杯になって思考停止になってしまうわけですよね。
T先生そのとおりです。ワーキングメモリが90未満の場合は間違えたりミスした時点で気持ちの切り替えや抑制がうまくいかず集中があっという間に切れてしまいます。だからオンラインであろうと対面であろうとそこは配慮する必要がありますね。
なるほど!確かにウチの子も解ける問題の時は比較的集中しているけど、ちょっとでも難しいと感じるとかんしゃく起こしたりしていました。それが原因だったんですね。
S先生他には、なるべくゆっくり説明する、なるべく大きな文字で書いていく、というのもポイントになると思います。声のトーンも優しく柔らかい感じになるようにしています。
他にジャンプさんの特徴はありますか?
T先生これは発達障害かどうかやオンライン指導か対面指導か、などは関係ないと思いますが、他の塾や家庭教師と比べると、教えるところがそもそも違うと思います。
教えるところが違うとはどういうことですか?
T先生はい。つまりカリキュラムが異なる、ということです。例えば中学2年生の生徒さんがいて、数学を教えてほしいとなったとき、よくあるのは学校の予習復習をしたり、定期テスト対策をしたりすると思います。
え?ジャンプさんは違うのですか?
T先生そうですね。勿論その生徒一人ひとりの状況によりますが。公立中なのか中高一貫校なのかなど。
公立中だとどうですか?
T先生そのケースだと高校入試に向けて内申点の対策が最も重要になりますよね。よく「内申点を上げるために定期テスト対策をしてほしい」といった要望が保護者様から来ますが、ここがおそらく塾や他の家庭教師と我々とで考え方が大きく違ってくる点です。この話は始めるとすごく長くなりますので、S先生、簡潔に説明してもらえますか?
S先生はい!内申点を上げるため=「通知表の観点別評価を上げる」ことになります。
観点別評価を上げるには3観点(①知識・技能 ②思考・判断・表現 ③主体的に学習に取り組む態度)のうち①と③を上げることが最優先になります。
①②③は全部ABCの3段階で決まります。例えば①A②A③Aなら「5」。①B②C③Bなら「3」など、このアルファベットの組み合わせで5段階の評定がつきます。
そして①を上げるためには定期テストだけではたいして上がりません。日々の小テストやパフォーマンステスト対策もしなければなりません。この小テストやパフォーマンステストを上げないといけないことを保護者様が知らないことが多く、その場合まずはその仕組みから理解してもらわないといけません。
小テスト?パフォーマンステスト?定期テストより大切ってわけではないですよね?
S先生いえいえ!むしろ①の中で定期テストが占める割合は30%程度です。テストで満点取っても①の評価は10分の3程度です。
そうだったんですか!?小テストなんてあるんですね。全然子供からはそんなこと聞かないので存在すら知りませんでした、、、。
S先生それもあるあるですね。親も定期テストは時期も重要性も理解しているので子供に口うるさくテスト勉強しているのか気にかけますが、小テストは子供も“ただの確認テスト”程度と捉えていて親にも結果を見せないし、親も存在自体把握していないので結果がどうだったかは知るすべもない、という。
T先生けれどその小テストの積み重ねが定期テスト1回分以上に通知表には影響しているのです。だからこそその対策もしないといけない。塾だとそれをやってもらえないのです。
なるほど!あと、えーと、、、③の主体的に取り組む態度とはなんですか?
S先生③はテスト以外の部分で決まります。いくら定期テストや小テストを頑張っても③には影響しません。ですのでテストが常に満点でも③の評価が「C」や「B」など低いと通知表で3がつくこともあるわけです。
え?満点でも3になるんですか!?じゃあ③はどうすれば上がるのですか?
S先生大ざっぱになりますが、振り返りシートやワークシートといった提出物が重要になりますね。
T先生そうですね。振り返りシートやワークシートといった提出物がどういったものか、先ほどのパフォーマンステストとは何なのか、など質問はまだまだたくさんあると思いますが、これはあくまで公立中に在籍している生徒さんの一例にすぎません。そもそもカリキュラムが違うということでこういった話をしているわけですが、つまり塾や他の家庭教師のように定期テストに向けた対策に特化した指導はジャンプでは行わない、ということが伝えたい内容になります。
振り返りシート、、、?本当にいろいろ知らないワードが出てきて困惑してしまいますね。塾ではこのような話は一切出てきたことがありませんので、、、。
S先生正直、塾講師もアルバイトの学生などですから、今のこういった観点別の対策方法や評価の仕組み自体知らないということがあります。
そうなんですね、、、。あと、うちには小学生の次男もいるのですが、もし中学受験を目指す小学5年生だとしたら、これもまたカリキュラムは他の塾や家庭教師と違ってきますか?
T先生はい、もちろん違います。算数で簡潔にお話すると、これも志望校や現状の学力にもよりますが、まずは教える分野が塾のテキストの半分程度の量になります。ジャンプに入会する生徒さんは志望校が首都圏模試偏差値40~50あたりが非常に多く、そのゾーンの私立中は算数で出題される分野やレベルがかなり狭いため、カリキュラムも大胆に絞ることができるのです。
S先生へぇー。全然塾と違いますね。でもそこまで子供の学力や志望校に合わせて計画を組んでもらえるとは思ってもいませんでしたので驚きです。
T先生生徒さん一人ひとりの現状の学力や志望校に合わせた独自のカリキュラムを作成する。これはジャンプの指導システムの根幹となるので、オンライン指導でも訪問指導でも変わらずに作っているわけです。
とてもよくわかりました。たくさん教えていただきありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いします。
ジャンプのオンライン授業の特長
- 教師側カメラで視覚優位に説明
- 集中が切れないよう教える手順に配慮
- 話す速度や文字の大きさなどへの配慮
オンラインで学習指導をする際に必要なアイテム
- パソコン(ノートパソコンでも可)
- スマホ(生徒さんの手元を映すために使います)
- スマホ固定アーム(ネットで2000円以内で購入できます)
- ウェブカメラ(パソコンに内蔵されている場合は必要ありません)