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発達障害の中学受験(1月の前受受験など):親の心構え・かかわり方(Q&A)

2022.11.24

ジャンプには発達障害の生徒さんの保護者から様々な質問や相談が寄せられます。
そうしたご質問の一部をご紹介いたします。

お子さん:6年生男児(中学受験)

登場人物A

神奈川在住、6年生男児の母親です。12月、1月、2月の受験直前期や受験真っ最中での親の心構え、かかわり方について教えてください。

12月・1月・2月に分けて掲載します。

1月の心構え・かかわり方

登場人物A

1月くらいから、埼玉や千葉、地方の中学の首都圏入試などがはじまりますが、合格しても通う可能性がないため、1月受験は控えようと考えています。場慣れのために受験した方がよいでしょうか?

登場人物B

1月の前受受験をするかどうかについては明確にイエスかノーかの正解はありませんが、「受けたほうがよい」とここではアドバイスします。

理由は2月の本番が初受験となると、想像もしていない状態(今まで経験したことがないような駅からの人の多さによる圧倒感に怯む、模試とは全く異なる会場の緊張感にのまれる、など)で普段通りの力を発揮できなくなるリスクがあります。1月に一度「本番の雰囲気」を経験しておく、という観点から、前受はお勧めします。

登場人物A

1月入試で落ちてしまったら余計に不安になるのではと考えてしまうのですが、、、

登場人物A

お子様のメンタル面を考慮すると、当然1月受験は「合格」したいものです。ですので、なるべく偏差値的に受かる可能性が高い学校をお勧めします。

具体的にはジャンプの生徒さんですと地方の私立中(長崎日大が1/6あたり、宮崎日大が1/15あたりに実施)が首都圏会場を設けて入試をしているので、そちらを受けていただくことが多いです。

登場人物A

長崎日大のほうが日程も1週間以上早く、合格者も出やすい傾向になります。受験者数だと宮崎日大のほうが多いのでより受験の雰囲気は感じられるかと思います。

万が一落ちた場合のリスク回避としては例えば「この学校は東京、神奈川、埼玉の6年生がたくさん受けるからとても受かりにくいんだよ」といった話を子供にしておくのもありかもしれません。受かれば「そんな倍率の高い学校に合格できた」と自信になるかもしれませんし。落ちたとしても「みんな落ちているし、練習になった」と割り切れるかもしれませんので。

登場人物B

学校側も首都圏の生徒が実際に合格したら九州に引っ越してくるとは考えておらず、本番前のお試し受験として利用していることはわかってくれています。なぜそれなのに実施しているのかといいますと、受験料収入と広報活動的な意味合いが大きいと思われます。一方、受験する側も合格というお守りをもらえるなら12,000円~13,000円の受験料は高くないと考えて受けさせるわけで、学校側、受験者側双方にメリットがあるわけです

登場人物A

1月くらいになると、中学受験のための勉強を優先するため学校は休むという人がいると聞きますが、、、

登場人物B

地域によってはクラスの8割が自宅学習を優先して学校を休むところもあります。そんな中で、わが子はどうするかをまず見極める必要があります。学校に行かずに家にいても勉強する可能性が低い、学校に通うことで生活リズムを変えずにいきたい、残り少ない小学校生活を大切にしたい、などの理由で通わせるのも一つの考えです。インフルエンザやコロナの感染リスクを軽減させたい、昼間の時間を受験勉強に充てたい、などの理由でお休みするのも一つの考えです。

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