どうして宿題が出来ない?(自宅学習)

2016.8.19
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宿題やらないクリップ

「どうして塾で一度習っているのに宿題が出来ないのか」という疑問を母親は抱きます。どうしてだろう、なぜなんだ、と悩み、親は様々な理由を探ります。K君のお母さんは「発達障害ゆえに忘れやすいからだ」と結論付けていました。
そこで私は目の前にいるK君に宿題の標準問題を指さしながら「Kくん、この問題って塾でやり方教わったかなあ?」と優しーく質問を投げかけました。どういう答えが返ってくるのか、私もお母さんも生徒をジッと見つめ本人の言葉を待ちます。すると、「やったような気もするしやってない気もする」と正直な回答が出てきました。その瞬間お母さんは「真面目に答えなさい!」と本人に怒り始めたのですが、ここは本人いたって真面目に答えているわけでお母さんの反応は間違っています。お母さん自身が「発達障害だから忘れやすい」と思っているはずなのにそこを責めるというのも少し違うのですが、問題の本質はそこではありません。生徒に「宿題の意義」を理解させていない塾の担当講師の「宿題の中身の選別」と「宿題の指示の仕方」こそが問題なのです。ここで前述の「授業内容と宿題内容のレベルの乖離」について説明をしました。
私はお母さんにこう言いました。「お母さん、K君は今、本音を私に言ってくれていますよ。先ほどお話した通りです。基本問題で少し触れたことがあるので見たことはある。けれどパターンが全く異なるので、やったような気にもなるしやっていない気にもなるわけです。実際はやっていないんですよ。これはK君が悪いわけじゃないんです。大手塾でも個別塾でもよくあることです。発達障害は関係ないですよ。じゃあ何が問題か、わかりますか?」
お母さんは「宿題が難しいから、ですか?」と答えてくれました。
「宿題が難しい」
そうです。大正解です。「ではなぜ宿題が難しい、とK君やお母さんは思ってしまうのでしょうか。難しい宿題を家でお母さんが四苦八苦しながら必死で教えているわけです。なぜそうなっているのですか?」と私は尋ねます。
お母さん「うちの子が、、」「違います!お子さんのせいではないんです!その宿題を出した教師のせいなんですよ!そもそも宿題とは何なのか、生徒にその本質を理解させていない塾側の責任なんです。」と語る私をK君はまるでヒーローが現れたかのように見つめています。そしてここから、お母さんにいくつかの選択をしてもらうことになります。
(次回に続く)


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