レベル別攻略(中学受験)(発達障害)

2020.9.18
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  • 今回は偏差値(首都圏模試偏差値)40~45ゾーンを志望校とする場合の解くべき問題とやらなくてもいい(入試に出ない)問題の識別について『食塩水』(濃度算)をテーマにお話させていただきます。

 

中学受験において、個別塾を含む中学受験対応塾にお子様を通わせている保護者様の目的は『志望校合格』だと思います。それぞれが志望される中学校へ入れるための手段として塾を利用されているわけですが、各自の志望校の入試問題レベルに照準を合わせた指導を専門的に行ってもらえる塾というのはなかなかないように思います。むしろ偏差値40〜45ゾーンを志望校としている生徒さんにも基礎→応用→発展で構成されているテキストを使って、「やる必要のないレベルの問題」まで授業や宿題で扱っていたりします。

志望校合格を目的とするなら、目標とする学校により「ここまでやっておけば大丈夫。」と「ここまでやる必要はない。」があるわけですから、そこの線引きを明確にして対策をしていくことが非常に重要となるわけです。このあたりの話は私のコラム「発達障害と中学受験」にても触れていますので是非お読みください。

 

ではそれらを踏まえて今回のテーマ『食塩水の問題』について考えてみましょう。

 

①8%の食塩水250gに溶けている食塩は□gです。

 

②6%の食塩水□gに含まれる食塩は15gです。

 

③15%の食塩水200gに水100gを加えた食塩水の濃度は□%です。

 

④濃度2%の食塩水400gと8%の食塩水800gをまぜると、濃度□%の食塩水ができます。

これらは実際に偏差値40~45ゾーンの学校で出題されたものです。

食塩水の問題は、主に

〇食塩水の重さ

〇食塩の重さ

〇濃度

これら3つのいずれかを問われるパターンがとても多く、単純に1つの食塩水についてこれら3つのどれかを求めましょう、という問題が偏差値40〜45ゾーンの出題レベルとなります。

たまに2つの食塩水を混ぜてその濃度を求める問題もありますが、それでもさほど難しいわけではありません。

 

ではこれが偏差値50~55の学校ではどうなるでしょうか。

⑤6%の食塩水200gと10%の食塩水250gを混ぜ、さらに水を50gを加えてよくかき混ぜると、何%の食塩水になりますか。

 

⑥5%の食塩水180gと7%の食塩水300を混ぜ、さらに食塩を20gを加えてよくかき混ぜると、何%の食塩水になりますか。

 

⑦8%の食塩水500gを置いておいたら水が蒸発して450gになってしまいました。そこでこの食塩水を何gか捨てて、捨てたのと同じ量の水を加えて濃さが8%になるようにしようと思います。何gの食塩水を捨てればよいですか。

 このように偏差値が10上がると、一気に文章量が増え、内容も複雑になります。

2つの食塩水を混ぜた上で水や食塩を加えたり、蒸発して捨てて加えてと、一捻り二捻りもされた問題にレベルアップし、考え方も計算も一気に難しくなります。(さらに偏差値60ゾーン、偏差値70ゾーンと偏差値が上がると難度も更に高くなることはいうまでもありません)

参考に

④→偏差値40〜45に必要な問題

⑤⑥→偏差値50〜55に必要な問題

の簡単な解説を載せておきます。

偏差値40~45の学校を受験するのであれば、①~④のレベルに的を絞り、類題を徹底してこなしていけばいいわけで、⑤~⑦のような問題に手を付ける必要はありません。むやみに手を出して自信をなくしたり苦手意識を持ってしまえば、得点源を失うことにもなりかねません。これは食塩水の問題に限った話ではなく、速さ、平均、値段などの問題にも言えることです。

「どこまで勉強しておけばいいか」は「ここまでやる必要はない」でもあります。それを把握することで効率よく勉強ができ、確実に得点につなげることができるのです。

 

食塩水だとピンとこない、少しわかりづらい、という方もいるかもしれませんので、他の何かで例えてみたいと思います。

 

◎飛び箱のテスト

4段の飛び箱テストを受けるとします。

あくまで4段を飛べればいいわけですから、4段を目標に1段→2段→3段→4段と少しずつ高さを上げていきます。

ここで5段の練習をする必要はありません。4段をいかに確実に飛べるか繰り返し練習をすることが最重要課題であり、5段にチャレンジする必要は全くないわけです。逆に無理に練習して飛べずに自信をなくしたり、最悪ケガをする危険性もあります。

「4段が飛べるようになっておけば大丈夫。」であって「5段飛べるまでやる必要はない。」ということです。

 

◎漢検

漢字検定7級を受けるとします。そこで練習として6級や5級の問題を書けるようになる必要があるでしょうか。将来的に役には立ちますし人生において有意義で重要なことではありますが、緊急にやることではありません。その時点での目標は検定の合格であり、過度の負担を課す必要はありません。

「7級が書けるようになっておけば大丈夫。」であって「6級まで書けるようになる必要はない。」ということです。

 

以上、今回このようなお話をさせていただいたのは、プロ家庭教師のジャンプに在籍する小学生の60%〜70%が偏差値40〜45の志望校を目標としているにもかかわらず、ジャンプ入会前はどの生徒も塾などで志望校レベルを超えた問題に四苦八苦して伸び悩んでいたことが挙げられます。

現在、

□中学受験を考えており

□志望校が首都圏模試偏差値40〜45あたりを志望校に設定していて

□塾に通わせているが成果が感じられない

という生徒さんは、ぜひ我々プロ家庭教師の体験を受けてみてください。

必要かつ最短なアドバイスをさせていただきます。

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