宿題の意味(発達障害)

2020.9.23
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二段シフトクリップ

宿題…いやですねぇ!

学校でも出される宿題、我々プロ家庭教師のジャンプでも宿題は毎日出すようにしています。

そもそも宿題はなんでやるのでしょう?

ジャンプに入会される生徒さんの中には、今までお家で勉強をやってこなかった生徒さんも少なくはありません。そういったお子さんの宿題をやる目的は

『学習習慣を身につける』

ことから始まります。

毎日、5分、10分からでもいい。とにかく毎日続けていくことが学習習慣を身につけていく上で大切です。

ここで大切なことは、毎日続けていけるためには生徒さんの学習意欲を持続させるための配慮や工夫が、、我々教師側に必要となる、ということです。時間の設定や宿題の内容は、生徒さんの生活リズムや得意科目、苦手科目、勉強への意欲などをみて、各生徒さんによってきめ細やかに対応しています。

なぜでしょう?それは、自分にもできるんだ!という自信をつけてほしいからです。1回の好成績を出すよりも、物事を続けることのほうがはるかに難しく、根気の要ることなのです。

そして、宿題をするとき、我々はずっと隣で見てあげることができません。

先生がいなくても1人でもできるような、生徒が取り組みやすい環境作り(=時間設定)、そして一人でも取り組める宿題の内容(つまり授業で扱った問題と同じやり方で解けるレベルのもの)をよく吟味させていただきます。ただ勉強を教えるだけでなく、先生がいないときの学習の取り組ませ方を考えるのも、プロならではの仕事だと思っております。

そうすることで毎日一人で宿題をやれるようになっていきますと、次の目標が生まれます。それは、

『やったことを身につけること!』

です。

今回は、特に中学生2年生以降の子への対応についてお話します。人は”慣れてくる”生き物なので、長く指導を続けていると、宿題をさぼる時期が必ず来ます(笑)そんな時私はどうしてやらなかったのかを必ず聞きます。理由をちゃんと答えられた子には何も言いません。しかし、さぼり続けると怒ります!(笑)

しかし中学2年生は所謂”中だるみ”の時期で、最も勉強へのやる気が出ない時期の一つです。また受験生は、1年間という長い期間勉強と向き合わなければならない為、モチベーションが下がる時期が訪れます。

やる気がない姿を毎日間近で見ている親御さんは心配になるでしょう。そして、「勉強やんなくていいの!?」なんてつい怒ってしまい、お子さんはふてくされる。そんな経験をしている方は多いのではないでしょうか?さらに、先生まで怒られる。怒られるのは嫌ですね!

いよいよ宿題をやり始めるのですが、ここで問題が発生することがあります。宿題をやる理由が”怒られるからやる”になってしまうのです。そうすると、宿題の目的が”ただ終わらせること”になってしまうのです。そんなときこのように声がけすることがあります。

「別に宿題やらなくてもいいよー!でも、次ここの範囲確認テストするから!できなかったら…。(ニヤリ)」

宿題はできないことをできるようにするために、やったことを忘れないようにするためにするのです。極論、できるのならば宿題はやらなくてもいいのです。その為、宿題を例えやっていなかったとしても、確認テストがしっかりできていればよしとします。しかし、大体のお子さんはこうやって言うと、「やばい!」と思ってやります。

中学生になれば、もう大人の仲間入りです。私は、中学生のお子さんは大人として扱います。なぜなら、うるさいことを言われるのが嫌な時期であることを知っているからです。ですから、”自分自身で気づいてもらうこと”を大切にしてコミュニケーションを取ります。

まとめますと、宿題をやる意味とは

①学習習慣を身につける

②やったことを身につける

この二段階シフトです。

そして、そのためには

生徒が一人で取り組めるための環境作りと中身の吟味が大切ということをお話させていただきました。

 

ちなみに、環境作りとして時間設定を例に挙げましたが、ジャンプの場合はそれ以外にも様々な配慮と工夫を凝らしています。

例えば、

□毎日の宿題を日割りでファイリングして出す

□15分〜30分程度で取り組める量にする

□直接書き込むのか、ノートにするのか、答え合わせはどうするのか、間違えたらどうするのか、細かいやり方の指示をする

などなど。

もし宿題ができない場合には、中川先生のコラム『たった一人の教師』にも書かれてあるような生徒の背景も親身に考えていってあげたいと思います。

 

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