何をがんばっているのか?(指導方法)

2016.8.8
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成果とは?クリップ

僕は家庭教師が生徒さんに成果を上げさせる時に、適切な成果や目標は一体何なのかを、具体的に生徒さんと共有することが必要不可欠だと考えています。

適切な成果や目標とは一体何でしょうか?テストの点数や結果と答える生徒さんが多いですが、本当にそれは適切な成果・目標と言えるのでしょうか?

水戸市で高校2年生の指導に伺った時のことですが、その生徒さんは物理で赤点を取ってしまって落ち込んでいました。親御さんも非常に心配されていましたが、よくよく聞いてみれば、受験は茨城大学の一般入試で考えているということでした。入試科目を、ある程度併願の可能性のある大学も含めて確認してみましたが、物理を入試で使う必要は無く、理科はその生徒さんの得意な化学だけで受験が可能でした。結局最初に相談のあった物理ではなく、得意な化学と英語を伸ばす指導を行うことになりました。

また先日、石岡一高を希望している高校受験生の指導に行った時には、「数学が苦手で心配なので、この夏に一気に3年間の数学の復習をしてほしい」という希望を頂きました。しかし元々苦手意識のある科目を、一気に3年間分の内容を詰め込むというのは、量も多いため中々現実的とは思えませんでした。しかも生徒さんの理解度をよく観察していると、数学は苦手とはいえ、計算は非常に良くできていました。茨城の公立入試問題は、大問1・2の計算で40点確保できてしまうため、あとは残りの関数・図形分野で、基本レベルの入試問題パターンを押さえておくだけで十分でした。結局数学を詰め込むことはやめ、その分の時間で英語の長文読解を底上げしていくことになりました。

こうした入試に向けたものだけではなく、生徒さんによっては、毎日親御さんに言われる前に音読をすることを最初の目標にすることもありますし、学校で先生に暴言を言わないことを目標にし、毎週その結果を親御さんと一緒に確認して頑張りを褒めてあげている生徒さんもいます。

適切な目標や、その勉強を行う意味が明確になっている生徒さんはほとんどいません。目的地や現在地が不明確なままでは、どこにも辿り着けません。まずはそれを教師と生徒さんとで共有していくことが、前進していく第一歩だと思います。

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