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写すのニガテ!!(発達障害)

2020.9.12

担当している生徒さんの多くには「まとめノート」を写す宿題を出しております。その日の授業の内容がまとまっているノートで、それを別の専用ノートに写すことでオリジナルの参考書にしていくものです。しかし生徒によっては書字障害(ディスレクシア、学習障害)や知覚推理の低さ、ADHDの特性などが影響して、少し離れたところにあるものを書き写すのが困難であったり、誤字脱字が多く見られる子もおります。すると次第に嫌になって宿題をやらなくなり、前の週にやった内容を忘れてしまうという負のスパイラルに陥ります。

その状況を打破するために最近少しずつ実験的に取り入れているのが「まとめノートハーフ(仮)」です。

 

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ノートの左半分が例題と解説です。右半分には左半分をそのまま書き写してもらいます。授業内では例題の解説と右半分に書き写しをしてその後に類題を解かせます。宿題でももう一度書き写しをさせて類題を解いてもらいます。
実際に取り組ませてみると、宿題も全部しっかりこなしてくれましたし、丸の数も大幅に増えました。また類題でも途中式がしっかり書けていました。書字障害のある子も、真横にあるものであれば目の動きの負担も軽く、取り組みやすいことがきちんと取り組めた要因かと思います。何よりちゃんと宿題をこなせて丸が貰えて褒められた事に生徒自身が一番満足した様子でした。

いつもの「まとめノート」より書く内容が半分になるので情報量が少なくはなるのですが、例えば定期テスト対策や公立高校の入試対策などで絶対に出題範囲が決まってるものなどはこのやり方で繰り返しやらせるのが良いと思います。

都立高校入試なら、数学の大問1専用まとめノートハーフが威力を発揮します。

正負の数ハーフ!

文字式からの多項式分数絡みハーフ!

平方根の計算ハーフ!

一次方程式ハーフ!

連立方程式ハーフ!

二次方程式ハーフ!

それぞれノート一冊×6種類でオリジナル入試対策ノートが完成します。

このように、日々色々な方法を試しながら生徒さん一人一人の学力や目標に適した指導法を常に考えてあげられることが正社員の家庭教師の強みだと思います。

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