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選択の時クリップマーク

「今」の選択が「未来」を変える(自宅学習)

2017.2.20

年度末のこの時期、高校生の皆さんには、来年度に向けての進路別のコースや科目選択の説明があった、または今後予定されていることと思います。志望校や学部学科が決まっている人であれば、その大学の受験に必要な科目を把握できているでしょうからそんなに悩む必要がないかと思いますが、まだ志望校が決まってない人(一年生であれば大半がそうかもしれませんが)にとっては、年度末最後の重大決定と言っても過言ではありません。

明確な志望校が無い場合、よくありがちな決め方としては、「仲の良い子が皆○○コースに行くから私もそこにしよう」「理系に進むんだし、とりあえず数Ⅲは取っておいた方がいいよね」など、あまり下調べをせずに「なんとなく」で選んでしまうものがあります。はっきり言って、これは非常に危険です。

何故かと言えば、「なんとなく」で決めた結果、いざ受験生となった時に、「受験に必要な科目を履修することができない」、または逆に「受験に必要のない科目を履修してしまい、受験では使わないのにただひたすら定期テストのためだけに一年間(二年間)その科目を勉強しなければならない」といったことが起こり得るからです。

私が通っていた高校では2年生から「私立文系」「国立文系」「理系」という3つのコースに分かれていたのですが、親友三人が志望校も志望コースも決まっていない状況であったため、「じゃあ皆一緒にしようよ」と、私が進むことにしていた国立文系コースに軽い気持ちで誘ってしまい、三人ともそれに応じて国立文系に入ってくれました。
国立文系は、英国社の三科目に加えて数学ⅠAⅡBが必修であり、生物と化学のどちらかを履修しなければなりませんでしたが、親友三人のうち二人は最終的に私立文系大学を目指すことになったため、全く勉強する必要のない数学と生物の定期テストに頭を悩ませ続けることになってしまいました。また、もう一人は途中で志望校が理系の大学に決まりましたが、そこを受験するためには英語と数学に加えて理科科目が2科目必要であったため、二人とは逆に、国立文系の授業だけでは理科が一科目足りず、塾で補わなければならなくなりました。

このように、この時期のコースや科目の選択は、受験直前まで関わってきます。志望大学が決まっていなかったとしても、大体の系統が決まってさえいれば必要科目は調べられます。もし自分で判断がつかないようであれば、是非担当教師に相談し、一年後、あるいは二年後に今この時の選択を後悔しないようにしてほしいと思います。

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