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なんで英語を勉強するの?(自宅学習)

2020.8.23

これも多くの人が感じたことがあるのではないのでしょうか。「日本人なんだから、日本語だけできればいい!」もっともな意見だと思います。将来、旅行や仕事で英語を使う機会があるかもしれませんが、使わない人も多くいます。しかし当然、数学同様に英語も勉強しなければならない理由があります。

 

多くの人は『英語が世界共通語に最も近いから』あるいは『将来の選択肢が増えるから』と答えるかもしれません。もちろん、これも答えの1つです。英語をマスターした方が将来の幅は広がりますし、多くの人とコミュニケーションをとることも可能になります。しかし、英語を勉強する理由にはもう一つの側面があるのです。

 

それは『他国の文化を理解し、学ぶ』ということです。英語の授業の中で学ぶことは、言語としての英語だけではありません。文化も学ぶのです。英語の教科書の中には、日本と他国との文化の違いや、日本の古い慣習などについて述べた英文が出てきます。

その中で、日本人がどういう考えなのか、他国から見た日本の姿、日本から見た他国の姿などを学んでいくのです。また、英語の文章1つをとっても文化の違いを知ることができます。例文で日本語と英語を比べてみましょう。

 

「私は昨日、トムと公園でテニスをしました」

「I played tennis with Tom in the park yesterday.」

このままだと少しわかりにくいですね。英語を語順通りに無理やり日本語にしてみましょう。

「私はテニスをしました、トムと、公園で、昨日」

日本語と英語の違いが見えてきましたね!

日本語は、相手になるべく正確に伝えようという意識が見えます。ただ、情報が多すぎて伝えたいことが何か分かりにくく、結論(動詞部分)を先延ばしにしてしまっているということも分かります。まるで、勤勉で優柔不断な日本人の姿をそのまま表したような言語ですね。

 

それに対し英語は、コミュニケーションを重視したライブ感のある文章です。

「私はテニスをしたのよ!」

「なに、テニスをしたのか!」

「しかもトムと!」

「何だって!あのトムと?!」

「その公園でね!」

「あぁ、あの公園でか!」

「昨日のことよ!」

「ハハハ、それはいい日を過ごしたな!」

と思わず合いの手を入れてしまいたくなってしまうような文章です。

しかし、前半部分だけで大まかな内容がわかるため、聞き手が細かいところまで聞かない恐れがあります。英語圏の人々は日本人と比べ、対人関係は上手でも大雑把なところがあるのかもしれませんね。

 

文化の違いが少しわかったでしょうか?中学校を卒業するころには、自国と他国の違いを理解し『日本人らしさ』を知ることが理想です。中学校卒業後は、そこから自分と他者との違いも考えてみるといいですね。今度は『自分らしさ』が見えてくると思いますよ!これは『自己の確立』と言って、子供から大人になるうえでとても大事なことなんです。英語を勉強して『自分らしさ』を見つける第一歩を踏み出しましょう!

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