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テスト範囲、覚えてる?(自宅学習)

2016.9.22

9月に入り、始まりが遅い地域も含め、ほぼ全ての学校が新学期に入ったのではないでしょうか。また、二期制の中学・高校では前期期末テストが行われている時期でもあります。中学生以上の生徒さんがいらっしゃるご家庭では、「今回のテスト範囲はどこなの?」「う~ん……どこだったっけ?」「もう!ちゃんとテスト範囲のプリントに書いてあるんだから確認しておきなさい!」などというやり取りをされたこともあるのではないかと思います。

テストの範囲を一覧で配ってくれている学校であれば、保護者の方がそのプリントを管理されることでテスト範囲の共有が可能となりますが、「科目ごとにテスト範囲をバラバラに出される」「教室に一枚だけ貼りだされる」「先生が授業中に口頭で伝える」など、テスト範囲の伝達の仕方が統一されておらず、タイミングを逃したが故にテスト前になっても生徒さんが範囲を把握していない……などという事態も、今までに何度も遭遇してきました。

勿論、テストだけではなく授業でも同様です。「今学校で何やってるの?」と聞いた際に「忘れちゃった」「何だっけ?」という答えが返ってくる生徒さんも今までに沢山いらっしゃいました。

では、何故忘れてしまうのか?何故自分が習っている範囲を把握できていないのか?

その理由は大きく分けて二つあり、一つは「授業を聞いていなかったので、そもそも内容が分からない」ということ、もう一つは「授業は聞いていたけれど、その後思い出す作業をしていなかったために忘れてしまった」ということです。授業への取り組み方は違えど、最終的に内容を把握出来ていないという点では共通しているこの二つの問題は、実はある一つの行動で改善が望めます。

それは「メモ帳にその日の授業の単元を書いてもらうこと」です。勿論、メモ帳でなくとも、ノートでもプリントでも構いません。大事なことは、「その日やったことをその日の内に思い出し、『キーワード』でまとめること」なのです。

授業を聞かないことが多い生徒さんに、「授業をちゃんと聞いてきなさいよ!」「分かってるよ!」と声かけをしても、実際に授業を聞いてきたかどうかの判断は非常に難しいかと思います。しかし、「帰ってきたらメモ帳に今日やったことを書いてね」と伝えておけば、授業を聞いていないと勿論思い出すことは出来ませんので、渋々だとしても授業を聞くようになりますし、そうでなくとも授業を疎かにしていたことがすぐに明らかになります。

授業を受けていても内容を忘れがちな生徒さんも、この作業をすることで「その日に習った内容を思い出す」という短いスパンでの「授業→記憶→思い出し」を行うことができ、これが長期的な記憶、ひいてはテスト範囲の把握にも繋がっていくのです。

内容はシンプルで構いません。

例えば、「理科:細胞のつくり、数学:一次方程式、英語:ユニット3」などの簡単な言葉でいいのです。これを毎日続けていくことで、自然とスケジュール帳で小テストの日程や範囲を管理し始めたり、今の授業内容をきちんと把握出来るようになったりと変化が表れてきますので、そういったことが苦手な生徒さんは、是非試してみてほしいと思います。

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