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分析&反省クリップマーク

模試とは?(発達障害)

2020.10.1

9月も終わり、いよいよ学年の後半がスタートしました。ちょうど良い時期ですので、今回は模試についてお話したいと思います。

中学受験、高校受験、大学受験……さらには公務員試験など、模試には様々な種類があります。ただ、その全てに共通することは、「模試で合否が決まる訳ではない」ということです。模試はあくまで模試であり、たとえ直前の判定がE判定でも本番で受かる人はいますし、逆にA判定を取ってあぐらをかいていたら本番で大失敗してしまった……などという経験談も、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

では、模試とは何のためにあるのでしょうか?

その答えは「自分の得意不得意を分析するため」であると、私は考えています。模試の結果には様々な情報が載っています。点数や偏差値は勿論、校内や全国での順位、または志望校の合格率など、たった一枚の紙に多くの情報が提示されているため、どうしても見る側としては目立つ部分に目がいってしまいがちです。

しかし、私がどの部分よりも注視すべきだと考えているのは上記のような一見してメインと思える部分ではなく、各科目・各分野ごとの得点獲得率、すなわち「どの分野でどれくらい点数が取れたか」という部分なのです。

模試の結果が良かった場合、「次回もその状態を維持したい」、悪かった場合は「次こそは頑張らなければ」と思う人が多いと思います。では、どうやったら成績を維持し、悪い成績を改善していくことが出来るのでしょうか?

そこで必要なのが、「良かった(悪かった)理由を分析する」ということなのです。「今回どこで得点を稼げていたのか」または「どうして成績が伸びなかったのか」を、科目別・分野別に確認し、次回への課題を見つけることこそが、模試本来の使い方であると私は考えています。

その部分を勘違いしてしまうと、生徒さんは一回一回の結果に一喜一憂したり、焦って空回りしてしまったりするでしょうし、保護者の方も「こんなんじゃ受からないよ!」と闇雲にお子さんを責めてしまうのではないでしょうか?勿論、順位や偏差値から、現在の自分とライバル達との立ち位置を自覚することには意義があると思います。ただ、その結果に一喜一憂するだけではなく、一度落ち着いて、冷静な目で自分やお子さんの成績を分析してみては如何でしょうか?

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