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鶏口牛後クリップマーク

受験する高校はどう決める?(受験対策)

2016.10.14

「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」という四字熟語があります。元は「寧むしろ鶏口と為なるも、牛後と為なる無なかれ」という漢文の略です。「鶏口」は鶏の口(くちばし)で、弱小なものの首長の、「牛後」は牛の尻で強大なものに隷属する者のたとえで「大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよい」という意味です。

受験校を決定しなければならないこの時期、特に「受験せずに地元の中学校に進学する」「浪人する」という選択肢が事実上存在しない高校受験を控えたご家庭では「高いレベルの高校を受験して、合格できたとしても、合格者の中では最下位レベルで入学して苦労するよりも、レベルを落として合格者の中ではトップレベルで入学した方が充実した高校生活に繋がるのではないか」という悩まれることは、少なくありません。まさに「鶏口牛後」ですが、この考え方は高校受験に当てはめて良いものでしょうか。

私の答えは「生徒さんの性格次第」です。生徒さんがマイペースな、自分の順位や成績が良くても慢心して勉強しなくなるようなことは無い性格であるか、反対に自分の順位や成績が悪くても焦ったり悔しがったりしない性格の場合は「鶏口」を目指す選択もありえます。また、非常に打たれ弱い性格で、頑張っても順位や成績に反映されないことがあった場合、すぐに心が折れてしまうような場合は「牛後」は辛いでしょう。しかし、嘗ての私自身も含め、多くの生徒さんは、成績が良ければ調子に乗り、成績が悪ければ危機感を持ちます。努力を怠っても好成績を取れるレベルの高校に入ってしまうと、卒業する頃にはその高校の真ん中より上くらいまで落ちてしまうでしょう。高校内での順位が多少良くても、自身のレベルが落ちてしまっては、特に大学進学を目指す場合は大きなマイナスになってしまいます。受験校は、生徒さんの成績だけでなく、性格も踏まえて考えてみてください。

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