指導はテレビショッピング!(発達障害)

2020.7.17
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通販マジッククリップ

このコラムの目次



1.共感


発達障害周辺にいる子供たちは勉強に対して自信を失っているケースがとても多いのですが、そのような子供への教える側の心得、といいますか、接し方の極意みたいなものについて触れたいと思います。

 

生徒さんたちに「出来そう!」「出来た!」という感覚を与えてあげることは、指導をする上でもとても大事なことです。しかし、残念ながらそれは決して簡単なことではありません。答えを教えるだけは当然ダメですし、理由を説明しながら一緒に解いていくだけでも全く足りません。では、私たちプロの家庭教師はどうしていると思いますか?そのヒントは、実はテレビの通販番組の中に隠れているんです!

 

通販番組を見ていると、買う気はなくても何となくその商品が買いたくなってきますよね。それは、話の展開の仕方に秘密があるんですよ!通販番組の基本的な流れは、

こんなことありますよね?
これを使えば解決できるんです!
でも〇〇が心配
大丈夫です!
お電話お待ちしています

という感じです。言い換えれば

「共感」→「問題解決」→「共感」→「問題解決」→「商品購入」

という流れになっているんです。

この「共感」が挟まることによって「それなら買ってみてもいいかな…」という気持ちにさせられてしまうんですね。

共感⇒問題解決

指導も同じです。生徒さんの「難しそう」「出来なそう」という気持ちに共感しながら、「でも大丈夫だよ!」と言いながら簡単な解決策を与えることで「それなら出来そう!」という気持ちになってもらうことが出来るんです。

難しそうだね(共感)
簡単なヒントを与える(問題解決)
それなら出来そう!(商品購入)

 


2.通販マジック


では、もう少し具体的な例を交えながら通販マジック、指導マジックを説明していきます。

通販マジックと指導マジックについて、具体的な例で見てみましょう。例えば、紹介する商品がダイエット器具だとします。すると、通販番組の中ではだいたいこんな感じで紹介されますよね。

『最近お腹周りが気になって…』『でもキツイ運動を続けるのはムリ!』

「こんな経験、皆もあるよねぇ。そこでご紹介するのがコチラ!何がスゴイって?ちょっと見ててよ~…ほら!コイツを使えばこんなに簡単に腹筋運動が出来ちゃうんだ!!ほら、ちょっと使ってみなよ!」

「えぇ。…まぁホント!何にも力が要らないわ!!」

「そうだろう!驚くのはまだ早いぜ。今度は~…ほら!こうすることで上腕筋まで鍛えることが出来てしまうんだ!つまり、こいつが1台あれば引き締まった腹筋と二の腕対策の両方をゲット出来ちゃうんだぜ!しかも、使い終わったらこうやって折りたたんでおくことで、場所もとらずに省スペースなんだ!」

「でも毎日やるのは大変じゃないかしら?」

「そう思うよね?でも大丈夫!レベルが10段階に分かれていて、最初はレベル1から。そこから徐々に負荷を上げて鍛えることができるから、誰でも無理なく続けられちゃうんだ!」

「まぁスゴイわ!これなら簡単に続けられそう。私も欲しいわ!」

「慌てないで!商品は逃げたりしないよ!お電話一本で、一週間以内にお届けしちゃうぜ!さぁ、コイツでキミも魅惑のボディを手に入れよう!」

…だいぶアメリカンですね。海外風なのはただの私の好みです。共感が挟まることによって安心感が生まれ、購買意欲を駆られてしまうんですね!これが通販マジックです。では、これを指導風景に変えてみましょう!

 


3.指導マジック


「さぁ、今日の授業で教えるのコレ!難しそうだって?じゃあちょっと見ててよ~…ほら!この考え方を使えばこんなに簡単にできちゃうんだ!!ほら、ちょっと解いてみなよ!」

「うん。…スゲー!ホントにできた!」

「でしょ!驚くのはまだ早いよ。次のも~…ほら!同じ考え方でいったらこれだって解くことが出来ちゃうんだ!つまり、この考え方を知っておけばこの単元はオッケーってことだね!しかも、今回の宿題は今日やったこの単元の復習プリントだから、一人でも出来るよね!だって、さっき先生のヒントなしで一人で出来たんだから!きっと大丈夫だよ!全く同じメニューなんだからね!時間もかからずに出来ちゃうよ-!」

 

「でも、今は出来たけど、三日四日と経てば忘れてしまわないかなぁ…」

 

「わかるよ!その不安。その気持ち。、うんうん、でも大丈夫!先生お手製のノートを置いていくから、最初はこれを自分のノートに写す。そうやって復習した後に練習プリントだから、簡単に出来ちゃうよ!忘れちゃったら見ればいいしね!本屋にも売ってない世界でたった一つ、自分だけのオリジナルの参考書なわけだ!!」

 

「それなら出来そう!よーし、1日で終わらせちゃうぞ!」

 

「慌てないで!宿題は一日でまとめてじゃなくて、毎日やってね!一気にまとめてだと量も多くて大変になるけど、毎日少しずつなら出来るよね!足りなかったら、電話してくれたら追加で持ってきてあげるから!さぁ、次の定期試験では絶対いい点とろうぜ!」

普段の指導はホントにこんな感じですね。くだらない冗談も交えながら

問題が出来そう
問題が出来た!
宿題が出来そう
宿題が出来た!

という繰り返しです。

ポイントはいかに「出来そう」と思わせて、いかに「自力で出来た」と感じさせるかです!

共感を挟むことと簡単な解き方を与えることによって「出来そう」と思わせているんですね。これが指導マジックです。これを繰り返していくことによって、宿題もやってくれますし、自信もついていきます!

 

さぁ、これであなたも「出来る」自分を手に入れましょう!お電話、メール、お待ちしていますよ!

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