漢字小テストへの学習法(発達障害)

2020.10.5
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1個だけクリップ

今回は小学生の漢字小テストの話です。
小テストと言っても、毎回のように成績に入るため気が抜けません。

1回あたり10問
先生が口頭で言ったものを、解答用紙に記入する
1問あたりの解答時間は15秒

学校や担任によって小テストのやり方は違いますが、私の受け持ち生徒は上記のやり方で行われていました。その生徒は医者から学習障害かも、注意欠陥多動性障害(ADHD)かも、と指摘されていました。

そういった特性が原因なのかはわかりませんが、生徒は前日に練習をノートいっぱいに練習しても、50点がやっとという状況でした。毎回悔しい思いをして、漢字練習なんて意味がないじゃん!と生徒。

しかし、私が担当をスタートし、毎回の指導で実践的に練習させることで点数は格段に上昇するようになりました。

今回はその実践的な練習方法についてお話したいと思います。

 

ただノートに練習するだけでは順番通りに自分のペースで練習してしまいます。しかし本番のテストでは、15秒を経過すると次の問題にいってしまいますし、ワークと順番通りに出題されません。

そのため必要になってくるのは、いかに本番を想定したテスト対策ができるかが大切になってきます。

私が対策として取り入れたことは、

□最初は100点満点を取らせる

ということです。

生徒が書ける漢字だけを10個集めて学校と同じ形式のテストをしました。

もちろん満点でした。

とても喜んでくれて「やったー!100点だ-!」と叫び、「先生、僕、これ簡単なんだけど」と自信満々な言葉を口にしてくれました。

そこから徐々に最初は1個だけ、まだものにできていない漢字を入れて90点を取らせるテストをしました。1個だけ間違えてとても悔しそうでした。そしてその1個違った漢字を必死で練習してくれました。

次はその1個違った漢字を含めてまた別のまだ書けていない漢字を1個入れて90点を取らせるテストをして作戦とおり90点でした。

また、とても悔しがってくれました。必死でその新しい1個をものにしようと練習してくれました。

次は書けるようになったその2個の漢字を入れて100点を取らせるテストを作り、100点取らせました。最初の100点を取ったときよりはるかに喜んでくれました。

「前に書けなかった漢字を書けて100点取れた!」と本当に嬉しがってくれました。

このように100点〜90点、ときに80点を取らせるレベルのテストを毎回行うことで、達成感やモチベーション、練習の必要性や集中力を培うことができました。

こういった小テスト対策のノウハウは何年も指導をしてきた経験ある我々プロ家庭教師だからこそできることなんだと、事務所で準備をしてていつも思います。

 

あと最も気をつけたことは、「時間」です。時間だけは皆に平等に与えられます。時間は待ってはくれません。

あと5秒あれば書けそうだな、少し延長して書けるまで待ってあげよう。と思っても、この甘えや優しさは本番では通用しません。

厳しいかもしれませんが、点数が90点100点と安定してとれるようになった生徒は、今ではもう1回やって!と言ってくれます。どんな小テストでも実践的練習には敵いませんから、繰り返し練習を重ねていきましょう。

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