集中力のない生徒さんに取り組ませるコツ(発達障害)

2016.9.2
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集中させるクリップ

発達障害や学習障害の生徒さんに限らず、家庭教師先のお母様に「ウチの子は本当に集中力がなくて・・」「プリント1枚やるのに、私がついていないとダラダラと2時間以上かかるんです・・」などというご相談をいただくことが多くあります。僕も学生時代にアルバイトとして家庭教師を行っていた頃は、小学生などの生徒さんの2時間授業で大苦戦したことが多くありました。授業時間中生徒さんが出歩いてしまって、ずっと同じ部屋にいることすら難しいということもありました。長く家庭教師をやってきた今では、もちろんそのような授業崩壊を起こしてしまうことはありません。今回からしばらく、僕が授業中に行っている、集中力のない生徒さんにメリハリをつけて取り組ませるためのコツをご紹介したいと思います。「ウチの子は集中力がない。」とお悩みの親御さんに、参考にしていただければ幸いです。

まず一つ目のポイントは、やる内容と目標(ゴール)を具体的に明示するということです。もちろん具体的に指示をするということは、一般的によく言われていることで、試してみたがどうもうまくいかなかったという親御さんも多いと思います。しかし大人が思っている以上に小・中学生さんは、抽象的なイメージができていません。たとえばダラダラと勉強をしている子どもさんに、「今は何をする時間なの?」と声掛けして、「宿題。」という返事が返ってきたとします。しかしその時、その宿題のどの問題を、どのような物を使って、どのようにやるのか、どこまでやったら終わりなのかがハッキリしていないのです。

僕は授業中に、「今日は、数学と英語と国語をやるよ。」といった大枠から話します。そして「まず国語は教科書の音読からやるよ。」「音読はここからここまで読んでもらうよ。途中でつっかえたらその文は最初から一緒に読み直していこう。その後でつっかえた熟語から2つ、この国語辞典で調べて意味を音読しましょう。最後に調べた言葉の例文を、このノートに書き写したら、教科書音読は終了だよ。」といった風に、やる内容と、どこまでやったら終わりなのかをハッキリさせます。生徒さんにあわせて、一区切りまでのボリュームを調整する必要はありますが、それに合わせて必ずその区切りの間にやることと、やり方と、そのゴールを細かくハッキリさせるようにしています。これがあるかないかで、同じ内容の授業でも生徒さんの取り組みの姿勢は大きく変わってきます。

数学と英語と国語

しかし本当に集中力が無いという生徒さんには、取り組ませるためのコツとして、これだけでは不十分です。次回もこの続きを書いていきたいと思います。

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