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簡単な数(発達障害)

2020.9.20

前回は

 

〇筆算はミスを犯しやすい

〇工夫して計算するトレーニングをしよう

ということについてお話しました。

前回登場した『母上』様から、先日また別の問題について相談を受けましたので、今回はそのことについてお話したいと思います。

 

相談内容

お母様「先生、うちの子、還元算の割り算がどうしてもミスしてしまうんです。これって何かトレーニング方法ありますか?」

お母様が相談された還元算の割り算とは、このような問題です

私「還元算の割り算ですか。母上、安心くだされ。とっておきの方法がありますぞ」

お母様「是非、うちの子に伝授お願いします!」

私「母上、こういうのは、簡単な数で置き換る。それで解決なのです!」

お母様「簡単な数、、、?」

私「さようです。おすすめは2や3。いつも2や3のような小さい数を使って足し算、引き算、掛け算、割り算の式を問題用紙の端っこに書くのです。

2+3=5

3-2=1

2×3=6

6÷3=2

これらの式をまず書いて、同じ場所に□を置いてみると、

6÷□=2

私「母上、このような簡単な数なら、□を求めること、できますよね?」

母上「あぁ!なるほど!これ、いいですね!そうなんです。この割り算の÷の前に□があるときと後ろに□があるときに、掛けるのか割るのか混同しちゃってるんです。」

私「はい、実はこの割り算でミスをする受験生がとても多いのです。だからあえて中学側もそこを試してくるわけです。けれどここは簡単な数作戦でクリアできますゆえ、ご安心ください。足すは引く、引くは足す、掛けるは割る、割るは掛ける、と丸暗記すると痛い目にあうのです。」

 

 

このように、

①身近な簡単な数でまず式を書く

②□の数を求めるには掛け算と割り算どちらになるかを調べる

毎回、還元算はこの手順で行うようトレーニングをしていけば、ほぼ何算をするのか間違えるミスはなくなる、というお話でした。

最後に、□を求める問題は、出た答えを必ず最初の□に入れて、計算が成り立つか確認してくださいね!それをするだけで少なくとも間違っているときには間違いに気づけますので。

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