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志望校別カリキュラム(受験対策・発達障害)

中学受験を始める時期、つまり塾に通い始める時期は一般的に小3の2月からと言われています。

しかし中学受験を目指してプロ家庭教師ジャンプに入会する小学生の生徒さんの場合、実は3年生や4年生より圧倒的に5年生が多いのです。

さて、その理由はどうしてでしょう。

答えは、「いろいろ試してきたけどうまくいかず、気づけば5年生になってしまったから」です。つまり最初からプロ(正社員の)家庭教師を選ぶ方は少なく、最初は集団塾に行かせてみたものの集団が合わない、ついていけない、講師とそりが合わないなどの理由で辞めて、次に個別指導塾なら1VS2などでフォローも手厚いと期待して入れたものの講師がバイトでコロコロ交代する、成績が全然上がらないといった理由で辞めて、気づけば5年生になっている、というわけです。

そして塾や個別が無理ならもう家庭教師しかない!ということで、口コミやネットで「家庭教師 発達障害 中学受験」などの検索をしてジャンプにたどり着くのです。

(なかには集団塾→個別指導→学生バイトの家庭教師と経て6年になってからジャンプにたどり着く方もいます。)

ここで「5年生からジャンプでお願いして果たして間に合うのか」といった疑問をお持ちになるかたもいるかと思います。

そこが今回お話する「志望校別カリキュラム」です。

最近入会された小学5年生の4人の生徒さんがそれぞれ志望校に挙げたのが「城西大城西中」「玉川聖学院中」「自修館中」「女子美術大附属中」でした。

それぞれの首都圏模試偏差値は

城西大城西中→43

玉川聖学院中→45

自修館中→52

女子美術大附属中→53

と異なりますが、偏差値よりも過去問(直近約3年分)の傾向が重要になります。

特に大問3以降に何が出題されるのかをしっかり見極めて最短距離のカリキュラムを作成して対策をしていくことが重要です。

ざっくりと、どのようにカリキュラムが変わるのかをこの3校でお話しますと

城西大城西・・・単位変換(比計算含む)・売買損益算・場合の数・規則性が最優先

玉川聖学院・・・数の性質・倍数と約数・速さとグラフ(ダイヤグラム)・場合の数が最優先

自修館・・・桁違い型の計算のくふう・約束記号・重なり図形・つるかめ算が最優先

女子美術大・・・縮尺での速さ計算・食塩水濃度・規則性・仕事算・速さとグラフ(ダイヤグラム)が最優先

となります。それらをいつの時期にどのくらいの時間をかけて授業するのかも生徒個々の状況により違ってくるわけです。

ですので、5年生から再スタートをする生徒さんは、できればある程度志望校が決まっているまたは絞られている状態で家庭教師を始めることが理想的であるともいえます。

今回は4つの学校を紹介しましたが、どの学校も大問1では計算問題が必ず出題されます。この大問1を確実に得点できるようにしていくことは志望校関係なく一番大切になりますので、小数と分数含む四則計算がスラスラ解けるようにしていくことをどの志望校でもカリキュラムの最初に組んでいます。

今、中学受験を検討している親御様は、まず6年までの計算分野を確実に解けるようにしていくことを最優先にしてみてください。

今回は以上となります。ありがとうございました。

 

 

 

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