menu

算数(数学)学習と発達障害-算数障害:苦手克服から中学受験-

ジャンプには発達障害や軽度知的障害を抱えた生徒さんの
「算数の学力力アップ」に豊富な経験があります。

プロ家庭教師のジャンプには、発達障害を抱えた生徒さんや、いわゆるグレーゾーンに位置するお子さんが多数在籍しており、その中でも算数の学習でつまずくケースが多く見受けられます。

算数が苦手

「算数が苦手」は学習障害?

学習障害とは、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」の6つの能力のうち、1つないし複数の特定の能力に学習上の問題がある状態です。このうち算数に関する能力は、「計算する」「推論する」の2つになります。

ADHDやASDと異なり、コミュニケーションや行動面での問題がなく、「努力不足」「授業を聞いていない」状態との区別が難しく、見過ごされやすいようです。

算数障害(ディスカリキュリア)の特徴

小学校低学年で次のようなつまずきがあると算数障害が疑われます。

  1. 数を数えられない
  2. 100まで数えられない
  3. 数の大小がわからない
  4. 九九が覚えられない

そのほか、繰り上がりや繰り下がりが理解できない、数字や記号を理解・認識できない、数と現実世界との関係性が理解できない傾向があります。

文章題を苦手としている場合、ディスレクシア(読字障害)による文章題の読解困難が原因の場合があります。その場合は、読字障害としての配慮が必要となってきます。

算数障害への対応と学習サポート

視覚的なサポート

例えば「数を数えられない」という場合、数え間違えている、数をとばしている、同じものを2度数えるなど原因は様々です。

算数の視覚的なサポート

原因にあわせて、数えたものに印をつけたり、色分けした表などを使って視覚的にサポートすることにより理解を促します。九九の暗唱でも聴覚認知が弱いお子さんの場合は、九九の表を使った方がスムーズなケースがあります。

ASD、ADHDを併せ持つ場合

集中力が続かなかったり、興味のない分野は全く頭に入らないなど、算数が苦手な原因は様々です。視覚認識、徹底反復法などの方法を試しながら生徒さんにあった学習方法を考えていきます。時には興味あるキャラクターを使ったり、動画を駆使したりと遊びを取り入れた指導を行っています。

スモールステップ教材

算数が苦手なお子さんがスモールステップで学習できるオリジナル教材を使用しています。学習塾や支援学級、支援学校などでもご利用頂いております。

算数の視覚的なサポート

学力到達度を測るカラーテスト

小学校普通級では「カラーテスト」という両面印刷のテストが単元ごとに必ず行われます。このカラーテストの【知識・技能】分野を7割正解できれば、概ねその単元のポイントは理解できていると考えます。
ジャンプではそのカラーテストを用いて学力の到達度、達成度の目安として活用しています。

学力到達度を測るカラーテスト

WISC-IVなど知能検査の活用

知的発達や認知能力のバランスをチェックして、算数の学習支援に活用しています。得意・不得意の「傾向」を知るために大いに役立ちます。

中学受験のサポート

ジャンプには発達障害や軽度知的障害を抱えた生徒さんの「中学受験対策」に豊富な経験があります。志望校の選定などもお気軽にご相談ください。

算数の苦手を克服!(コラム)

ジャンプでは、お子さんの特性にあわせて、算数の指導を行っております。その一例をコラムでご紹介します。