まずは一つのことから

2017.3.16 | 自宅学習 ほんの一部プロ家庭教師

家庭教師をしていると悩むこととして、「もっと早く勉強を進めなくても大丈夫なのか?」というものがあります。

テストが近くなるにつれて、範囲をなんとか終わらせようとすることは大事なことです。しかし、焦ってどんどん進めても頭に入りません。広く浅い知識の詰め込みは無駄になってしまいます。さらに頭に入っていないにもかかわらず演習をさせてもただただ時間の無駄になり、モチベーションも下がります。

ではどうすればよいのか?

まずは「一つのことをきちんと理解する」ことから始めましょう。単元全体の中の「ほんの一部」だけ。理解が曖昧なまま進むより、まず一つを理解した方が実は全体の理解が進むだけでなく、理解することが楽しくなるのです。始めが楽しければその後も楽しめる。それによって生徒さんはやる気がアップして自主的に勉強するようになるのです。

具体的な例として、中学で習う公民の国会や内閣などの政治についての場合は、「三権分立」の仕組みとそれぞれの言葉の意味をとことん理解するだけです。人に説明できるまでの理解をすれば楽しくなるはずです。理科であれば一つの単元につき一つの実験を理解するのが良いでしょう。実験の目的、注意点、結果を全て理解すれば、テスト対策になります。

ちなみにこのようにして得た知識は、単純な暗記に比べて忘れにくく根本を理解しているため、テストでも迷うことがなくなります。緊張で忘れてしまうこともなくなります。これはとても重要なことです。緊張で忘れるということは完璧な理解ができていないということですから。そんなにじっくり進めてしまうとテストまでに範囲が終わらないのではないかと思う人がいるかもしれません。しかし少し我慢してでも一つのことをじっくり理解するようにしてみてください。楽しくなって範囲なんて終わりますよ。

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