字を書く練習①

2016.12.23 | 発達障害 字に慣れるプロ家庭教師

勉強が苦手な子や、発達障害を持っている子の中には字を書く事を極端に嫌がり、普段から字を書かないことが習慣になっている場合があります。私が担当している生徒のお母様からも以前「うちの子、家でも学校でも全く字を書かないんです。学校の連絡帳もいつも白紙で…」という相談を受けたことがあります。生徒本人になぜ書きたくないのか聞いてみると、「だってめんどくさいんだもん。」というなんともシンプルな答えが返ってきました。パソコンやスマートフォンが普及した現代、字を書く事がめんどくさいと感じる気持ちはわからなくはありませんが、連絡帳が白紙では持ち物や時間割が分からなくなり、結局生徒自身が困ってしまいます。そこで、まずは連絡帳が書けるようにすることを目標に、字を書くトレーニングを一緒に始めました。

まず最初に始めたのは学校の勉強とは一切関係がない内容で字を書いていく練習です。その生徒はゲームがとても好きだったので、好きなゲームキャラクターを紙にたくさん貼りつけ、その下にキャラクターの名前を書いてオリジナルのキャラクター図鑑を一緒に作ることを提案してみました。最初はめんどくさがっていましたが勉強という意識がなかったおかげか、次第に楽しみながら名前を書き込んでくれるようになり、最終的には2回の授業でたくさんの図鑑を完成させることができました。なんだ、好きなものならスラスラ書いてくれるじゃないか。それに気がついた私はこの「キャラクター作戦」を使い、次は文章を書く練習に取り掛かりました。その指導内容はまた次回お話します。

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