ミスをなくすために【3】(定期試験対策)

2016.9.27
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書き方クリップ

前回、正しい解き方とは正しい手順の事であり例えば算数(数学)の計算分野などにおいてはそれは正しい書き方を身につけることと同義であるという話をした。そのためには課題による類題の反復練習が必須となるが、この時同時に必要となるのが「正しい解き方=書き方」の見本であろう。指導中に問題の解き方をただ解説するだけでは、おそらくミスもなくならないし試験の点数も安定しない原因がまさにここにある。生徒が課題で1人で練習する際の解き方=書き方を、生徒の思うがままに任せていては正しくない解き方=書き方を癖にしてしまう危険性があり、かえって逆効果なのだ。

解き方=書き方

ちまたで言われる賢いタイプの生徒とは、実はこの解き方=書き方の再現能力に優れた生徒の事であろうと私は考える。それは、正しい解き方の手順を1、2度目で見ただけで記憶できてしまい、1人で練習する際にも自分の記憶だけを頼りにそれを正しく再現できる生徒の事だ。しかしながらこのような生徒は実にまれである。たいていの場合、生徒は指導中に解き方の手順のイメージをふんわりとつかんだだけで、「1人で解けるようになった!」と勘違いしているにすぎない。解き方の正しい手順=書き方まではもちろんマスターできていないから、1人で練習する際には正しい書き方を再現できないために、問題によっては解けたり問題によってはミスして解けなかったりを繰り返し、やがては正しくない書き方を癖にしてしまう事となる。そうならないためにはどうしても書き方の見本が必要なのである。教師に書き方の見本を板書してもらい、それをしっかりとノートに書き写しておく必要があるのだ。

書き方の見本

1人で問題練習を行う初期段階においては、問題を解くというよりもこのノートの見本を見ながら正しい書き方の真似をするという感覚が、正しい勉強のやり方であろう。教師側も生徒に問題の解き方を理解させるのではなく、正しい解き方の手順=書き方を覚えこませるべきなのである。正しい書き方を繰り返し繰り返し反復していれば、やがてそれが自然に身についてミスもなくなるという算段だ。だから1人で練習する際にも常に意識すべきなのは、1つ1つの問題の解答の正誤よりも全ての問題において正しい書き方ができているかどうかであり、それを確認するためにもノートに見本が必要となるはずなのだ。

ところで、発達障害を始めとして勉強につまずいている生徒さんの多くは、この板書をノートに書き写すという作業が苦手だという事も偶然ではないだろう。ノートに見本を書き残せていないからこそ、いつまでも正しい解き方の手順をマスターできないというのが、彼らが勉強のつまずきから脱却できなくなっている最大の要因の1つであると私は考えている。プロ家庭教師のジャンプがその指導システムにおいて「まとめノート」の開発に力を入れて取り組んでいるのは、まさにそのような1人ではノートが作れない生徒さんのためなのである。

指導システム:指導のステップ

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