タイプ別理系診断~生物学的理系②~(受験対策)

2018.4.16
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生物脳クリップ

前回は、生物学の実験メインは観察であること、生物学が分類学であると書きました。これから、生物学的理系の思考や性格について探ってみましょう。

今回も「問題にぶち当たった時にどう対処するか」ということから考えていきます。今まで同様「2x=6を解け」という問題が出たとしましょう。さて、どうしますか?

生物学的理系も化学的理系のように、例題から入ります。「例題の『5x=10を解け』ならx=2なんだ。次の『―3x=15』ならx=―5か、ふむふむ。…あー、そういうことね。じゃあ2x=6はx=3か。5x=―20はx=―4、―2x=18はx=-9、…ん?この『1/4x=-9』は?えーと、解説解説…あー、そういことね。分数はかけ算なのか。x=―36ね。次の1/3x=4はx=12、―1/5x=―4はx=20、うん、オッケー」化学的理系とは違いがありますね。化学的理系は仮説⇒実験(演習)⇒新仮説というように、自分なりの理論を持っていました。しかし、生物学的理系は理論を立てることが他の理系と比べるとあまり得意ではありません。その代わり、問題を『分類』していきます。「このタイプの問題はこう」「こっちのタイプの問題はこう」と、1つ1つの問題を自分なりに分類していくのです。数学でこの勉強だと、どこかで行き詰ります。なので、他の理系と比べると数学が苦手になりやすい傾向があるかもしれません。しかしその代わり、暗記モノは理系の中ではトップクラスにできます。なぜか?それは、生物学的理系が量をこなすことに優れ、暗記内容をどんどん分類していくからです。暗記をするには、そもそも量をこなさなければなりません。しかし、他の理系は量をこなすことがあまり好きではないのです。数学的理系は「メンドいからやりたくない。」子供ですね。物理学的理系は「無意味。」こじらせてますね。化学的理系は「やればできる。」やればできます、やれば。これに対して、分類することが好きな生物学的理系は「暗記するだけとか超楽じゃん!」となるのです。生物学は観察がメインと書きました。当然、観察をしていても毎日毎日変化が起きるというわけではありません。観察は少しずつ微妙に変化していくこと、ずっと変化せずに時が来たら一気に変化することなど、様々です。つまり、観察するには忍耐力が必要になってくるわけです。そこに優れた生物学的理系には、暗記という作業は向いているのかもしれませんね。「頭を使うことはあまり好きではないけど、暗記は好き」という人は、生物学に向いていると言えます。

生物学的理系の特徴は『中途半端な理系』です。理系です。だから得意科目は理系科目です。でも苦手科目は数学・物理です。理系です。だから人の気持ちを読み取るのは苦手です。でも植物や動物の気持ちならわかるかもしれません。忍耐力が強いです。でも我慢強いわけではありません。他の人が苦痛と思う作業の中でも、楽しさを見つけ出すことができます。そんな自分のことを『変人』だと思っています。でも、だれかとわかりあいたいという気持ちも強いです。勉強は嫌いではありません。毎日毎日コツコツと勉強することもできます。宿題もちゃんとやります。テストでは安定した点数を取ります。ただ、数学・物理は勉強時間とテスト点数が比例しないことがあります。点数が取れないのは嫌いだからではなく、何を勉強すればいいかわからないからです。

理系なんだけど、理系になり切れない、そんな声が聞こえてきそうですね。理系的な面が大部分を占めているけど、文系的な面も持ち合わせているのが生物学的理系です。そんな自分に悩み、苦しみ、嫌になることもあるかもしれません。ですが、そう思えるのは生物学的理系だからこそです。自分のことを客観的に分類する一方で、人としての優しさも持っているからこそ、その狭間で悩むのです。生物学的理系は他の理系と比べ、人間味があります。だからこそ、文系には気付けないことに気付けるし、他の理系では感じ取れない感情を感じ取ることができるのです。

理系であるが、理系でありすぎない、それが生物学的理系の特徴と言えるのかもしれません。

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