タイプ別理系診断~化学的理系②~(受験対策)

2018.3.21
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化学脳クリップ

前回、化学は『実験がすべて』とご紹介しました。このことから、化学的理系の思考や性格を考えてみましょう。

今まで同様「問題にぶち当たった時にどう対処するか」という考えから探っていきます。今回も「2x=6を解け」という問題が出たとします。さぁ、どうしますか?

化学的理系の人たちは、例題の解き方を見ます。「例題の『5x=10を解け』では両辺5で割ってx=2ね…、『-3x=15を解け』では両辺-3で割ってx=-5か…なるほど!つまり、両辺をxの前の数で割るということだな!じゃあ下の練習問題で練習してみるか。…ん、この『1/4x=-9』はどうやるんだ?解説を見て…なるほど、これは両辺を4倍してx=-36か!ということは、xの前の数をなくすように、両辺かけ算わり算すればいいわけね、わかった。それじゃあ、もう少し問題集で練習してみるか」数学、物理学とは明らかに違います。数学・物理学的理系の人たちは、まず定義から入りましたが、化学的理系の人たちは、まずデータを集めます。そこから自分なりの仮説を立て、実験(練習)を行います。そして、仮説との違いがあれば新仮説を立て、また実験を繰り返すんですね。数学的理系、物理学的理系はどちらも『理解すること』に重点を置きましたが、化学的理系の場合『問題が解けること』を重視します。そのために、教科書に書いてあることを教科書通りに使い、その後は問題練習をして使い方を習得する。理想的な学習方法ともいえるかもしれませんね。極めて効率的で、無駄がありません。テストの点数は勉強時間に比例し、勉強時間が長いときはテストの点数が取れますし、短ければあまり点数は取れません。非常にシンプルです。ただ、柔軟な発想が苦手なため、応用問題が苦手です。先ほどの例で言えば、1/4x=-9は、両辺4倍ではなく両辺を1/4で割ると言うこともできますが、すぐにはそれに気付きません。故に80点~90点は取れても、満点はなかなか取れないことがほとんどです。一般的な『勉強ができる人』というイメージが一番近いかもしれません。地道にコツコツと努力することができる人は、学問的に化学が向いていますね。

化学的理系の特徴は『頭の固い効率主義者』です。問題が解けることがすべてです。基本は基本、コツは量をこなすことと慣れです。応用は応用、書いてあることを同じように書けるかが肝です。やればできます。やらなければできません。それを理解しているからこそ、自分である程度のスケジュールを決めて勉強することができます。オンとオフを使い分けます。完全に怠けることはあまりありません。義務感半分、自尊心半分です。プライドは比較的高めです。しかし、視野が狭くなりがちかもしれません。自由度の高い問題が嫌いです。外部からの話にも、あまり柔軟ではありません。だから、時に孤独になります。そんな時は、実力で黙らせます。それだけの力があり、プライドもあります。一般的な理系のイメージそのものです。

理想的ですが、近付き難いかもしれませんね。理系の人はどのタイプも孤立しがちですが、数学・物理学的理系が「考え方がぶっ飛びすぎ」て近付き難いのに対し、化学的理系は「考え方がまとりすぎ」ていて近付き難いという感じでしょうか。ですが、自分の考えに対する自信をここまで持つことは、意外と難しいものです。多くのデータを分析し、自分のものにするというのは並大抵のことではありません。そこに至るまでの地道な努力があったからこそ、それだけの自信を持つことができるのです。自分で考えるようになり、自立心が高まってきたと同時に、社会に対するギャップを感じ始める高校生くらいのイメージですね。

データから結果を導く、これができるのが化学的理系の特徴です。

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