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初見の問題(発達障害)

2020.9.14

初見の問題が解けない

 

という相談をよく受けます。

難関大学受験や難関私立高校入試、公立高校の独自入試や難関私立中受験においては、今まで見たことのない傾向の問題、つまり初見の問題が存在します。

しかし、発達障害やグレーゾーン、あるいは診断名はなくともWISCなどでワーキングメモリが低いと評価されるようなジャンプの生徒さんの場合、勉強が苦手で困っている子供が大半です。彼らは目標が平均点であったり、入試でいうと例えば数学ならば大問1の計算系を確実に解けるようになることであったりします。

その場合、初見の問題というもはまず出題されません。

100%出題されません、とは言い切れませんが、もし仮にそういう初見の問題が出題されたとしても、それを解ける必要性はほぼありません。なぜなら、初見の問題以外の『一度は見たこと、やったことのある問題』をいかに確実に正解できるかで合否が決まるからです。初見の問題が解ける解けないで合否は決まらない、ともいえます。

 

例えば中学受験の算数でいうと

100点満点中

35点分・・・基本の計算問題(還元算含む)

30点分・・・様々な分野の基本の一行問題

20点分・・・応用問題(速さ、面積、体積、割合、規則性、場合の数、数の性質、といったオーソドックスな分野)

15点分・・・初見の問題(発展的問題や新傾向問題含む)

となっている場合、基本の計算問題35点と一行問題30点中20点、合計55点で合格できるわけです。

 

このように、いかに確実に『一度は見たこと、やったことのある問題』を『覚えている』かが勝敗を決めるわけですから、そういった意味において初見の問題は意識する必要性はないといえます。

その観点から、初見の問題なんて存在しないから気にしなくていい、と生徒さんやお母様に話したりします。その生徒さんにとって必要のないものは見たり気にすることにメリットはなく、むしろ弊害が起きたりするわけです。

まとめますと、初見の問題は現実に存在しないということではなく、存在しないという見方、捉え方をしたほうが、より『自分にとって必要なことが見えてくる』ということです。

合格を手にするためにこういう捉え方もあるんだな、と思っていただければと思います。

 

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