タイプ別理系診断~数学的理系②~(受験対策)

2017.7.20
ホーム > 受験対策  大学受験
数学的理系クリップ

前回、数学は『定義付けの学問であること』『机上論のみで実験が存在しない』ということをご紹介しました。今回はこれらのことから、数学的理系の思考や性格を考えていきます。

理系の性格がどこで分かれるのか。私は「問題にぶち当たった時にどう対処するか」で分かれると思っています。数学の問題を解く時を例にとってみましょう。特に、単元の初めの方の問題だと考えてください。ここで分からない問題が出てきました。例えば中学生が初めて方程式を習うときに出てくる「2x=6を解け」みたいな問題ですね。さて、どうしますか?

数学的理系の人たちは、教科書・ノートを見返します。いたって普通ですね(笑)でも普通は例題なんかを見て「あー、6÷2をすればいいのか!」という感じで見返すのではないでしょうか。数学的理系の人たちはちょっと違います。「あー、方程式は変数(xなど)を含むような等式のことで、方程式を解くとは等号関係が成り立つときの変数(xなど)を求めることをいうのかー!あれ?でもそもそも2xってどういう意味だっけ?前の単元も見返して…あぁ、そうそう。2×xのかけ算記号×を省略した形が2xだった!ってことはこの問題は『2×何かが6になるとき』の何かを求めればいいってことだから…なぁーんだ、6÷2をすればいいのか!」という感じでしょうか。前回も書いた通り、数学は定義付けの学問です。だからこのように「そもそもこれどういう意味だよ…」ということ、つまり『定義』を詳しく調べ、自分なりの解釈をする人は数学的な思考をしていると言えます。もちろん、忘れてしまった内容なんかも『定義』を見返して復習するわけですね。

また、この後は普通似たような問題を繰り返し解いて練習しますよね。「3x=18」とか「ー5x=50」とか。あとはテスト前等に復習で解き直したりもするでしょう。数学的理系はその時間をかなり苦痛に感じます。これが「2x=9」みたいにちょっとでも難易度が上がると喜んで解くのですが、同じような問題だと「何で分かりきった問題を何度も解かなきゃいけないんだよ…」と思うんですね。だから繰り返し解くような厚いドリル形式の問題集は嫌いで、問題が厳選された薄い問題集の方が好きだったりもします。これも前回書いた『数学には実験がない』という点と繋がってきます。数学においては理論の正しさがすべてなわけで、それを実験して確かめるのはせいぜい1回2回で十分なわけです。テスト前も解き直すと言うより「この問題はこーして、あとは計算するだけ!」というように、書かずに見返すだけがほとんどですね。だからテスト勉強もすぐ終わります。これで点数が低ければ問題ありですが、テストも割といい点数を取れるはずです。勉強時間が極端に少なくてテストの点数がいい人は、学問的な意味で数学が向いているかもしれません。

数学的理系の勉強の特徴は、一言で言えば『ワガママ』です。自分が理解できないのが嫌だから、教科書・ノートで定義を確認します。超簡単な問題に1時間2時間かけることもザラにあります。逆に応用問題の方が、基礎が完璧な分だけすんなり納得できたりもします。決して「誰かに言われたから」とか「自分のため」とかではありません。趣味です。やりたくないことは、基本的にやりません。人によっては、宿題として出されていてもやりません。でもテストではそれなりにいい点を取りやがります。でも演習量が少ないため、満点が取れるわけではありません。でもその事に強いこだわりはありません。でも他の人が満点を取っていると、闘争心を出します。ですからそういう時は満点かもしれません。

ホント子供ですね。愚かしいほどに真っ直ぐというかある意味純粋というか。しかし逆に言えば、子供のころは誰でもこんな感覚を持っていたと思います。何でも疑問に感じるとか、得意なことは他の子に負けたくないとか。それが歳を重ねるにつれて、自分の疑問よりも変に時間的な効率を意識してしまったり、どこかで妥協したり。そんな中、子供のときの感覚をいつまでも持ち続けているのが数学的理系の人たちです。余談ですが、私が数学的理系だなと思った人は総じて顔が幼いです。いや、幼さを持っているという表現の方が正しいのかもしれません。童顔というわけではなく「たぶんこの人は中学生、下手をしたら小学生くらいから顔が変わってないんだろうなー」という感じです。あくまで個人的な意見ですけどね。

勉強に対して子供のように向き合うことが出来る、これが数学的理系の特徴だと考えています。

大学受験対策コース

受験対策の最新ブログ

受験対策サポート

受験対策サポート

中学受験、高校受験、大学受験とつづく3つの受験にはご両親と生徒さんの不安と悩みがつきものです。受験対策を無理なく進め志望校に合格するために、プロ家庭教師のジャンプがしっかりとサポートします。

ページのトップへ