字を書く練習②

2017.1.6 | 発達障害 文をうつすプロ家庭教師

前回に引き続き今回も字を書くことを嫌がる生徒へ、キャラクターの名前を書くことで字を書くのに抵抗感をなくす「キャラクター作戦」を紹介しました。今回はそれを応用した文章を書く練習方法を紹介します。

字を書く事に抵抗がなくなってきたので、「キャラクター作戦」を用いて次のステップの文章を書く練習に取り組みました。しかし、その生徒の場合今まで自分で文章を考えて書くという経験がなかったため、いきなり自力で書いてもらうのではなく、私が事前に文章を考えその文章を写す練習から始めました。(図参照)

らいおん無題

「キャラクターの名前だけだと、どんなキャラクターかもわかんないしなんか図鑑が寂しいよね。先生今日は○○君のためにこのキャラクターのことたくさん調べてきたんだ!」

「あ、これって~ってことでしょ?え、コイツってそんなこともできるの?」

「そうだよ、実は~なんだよー!知らなかったよね!」といった会話をしながら「せっかくだからこの説明もこっちの紙に○○君が自分書いて図鑑を更にパワーアップさせてみようよ!」と文章を写すことを提案しました。

書く文字が多くなったため、最初は1回の授業で1,2枚しか写せませんでしたが、完成したプリントが増えてくるとだんだん生徒も楽しくなってきたのか「もうないの?次はあのキャラクターもやりたい!これも持ってきて!」と自らリクエストしてくれるようになり、多い時では1回の授業で5枚も写してくれることもありました。文字を書くということはすべての勉強の基本となります。しかし、学校の授業ではどうしても勉強に関係したことを書くだけになってしましまい、発達障害を持っている生徒の場合書く事自体が嫌になり、そうなると勉強もしなくなるという悪循環になってしまいます。次回、勉強とは離れた内容で字を書く習慣つけるこの指導がどのような効果があったかまとめをお話します。

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